ロシアでのチャーガ研究 不思議なきのこへの関心

ロシアのチャーガ研究所

ロシアのチャーガ研究所

▶ 疑問その一

「チャーガをお茶代わりにして飲んでいた村人はなぜガンになりにくいのだろうか?」

▶ 疑問その二

「チャーガにガンを撃退する能力が本当にあるのだろうか?」

ロシアでのチャーガ研究は、そんな研究者の素朴な疑問から始まった。

チャーガといえば、「ガンに効くきのこ」「体に良いきのこ」という認識は古くから定着してはいたものの、それはあくまで民間伝承のレベルの過ぎなかった。そこで、このキノコに注目した研究者は、ある時期から科学的な裏付けを初めてみるようになった。

医療用のチャーガ製剤はすでに誕生し、次の段階として、医学の分野でのチャーガの応用がすすめられている。現状を報告すると、特に、胃腸病や腫瘍の患者に対しては高い頻度でチャーガ製剤が使用され、確実な治療効果を上げ始めている。

モスクワからjほど近い、「伝統植物医療センター」は、自然生薬や機能性食品などを用いて治療を行う専門病院でもある。ここで治療にあたる、ザハーロフ医師は、ガン患者に対してチャーガとチベットの伝統的な生薬などを組合せながら処方を行う。

その結果、奇跡的ともいえる治療例がぞくぞくみられるようになっているという。

参考図書: 健康茶 カバノアナタケの魅力―免疫力活性化で注目される 小川 哲夫

余命2ヶ月を宣告された31歳の女性のケース

彼女はチャーガを服用する前は乳ガンからリンパ腫、肺ガンへと転移が進んでいた。大手病院で手術をしたものの、すでに従来のガン医療ではてのつけられない状態に陥っていた。

ところが、チャーガを主に植物療法により、2年後には癌細胞が完全に消失。体じゅうをむしばんでいたガンの影がものの見事に消えていたという。医者も驚くほどの治癒を経験した彼女は、次の段階として免疫力を強化する目的で、チャーガの服用を継続している。その後のガンの再発は、見られず順調に回復に向かっているという。

乳がんと子宮筋腫の48歳の女性

この彼女も、チャーガと植物療法によって奇跡的な生還を果たしたひとりだ。彼女は、乳ガンと子宮筋腫を患っており、チャーガを服用するうちに、癌の撃退に成功、今は良性の腫瘍の悪性化を抑える目的で、治療を継続している。

モスクワ「エリダン95メディカルセンター」

ここでは、チャーガも積極的に使用していることで知られるが、診療は西洋医学的な手法を取り、処方は自然生薬や機能性食品を中心にしている。治療にあたっているベテランのマナコーバ医師は、以前からチャーガの抗ガン作用に関心を寄せており、最近の2年間だけでもガンや消化器系疾患の患者1000人近くにチャーガ治療を実施している。

その処方は個々の患者の症状に合わせて行われるが、チャーガ単独での使用のみならず、他の植物生薬と組み合わせて処方をするケースも少なくない。いずれもチャーガの高い有効性が示されているが、特に、リンパ節への転移を抑制効果が顕著に認められるという。

チャーガは、他の自然生薬のように直接ガン細胞を殺すことはできない。しかし、免疫力を高め、消化器系のはたらきを正常化する作用から、ガン細胞の働きを抑制できると考えられる。

ロシアでのチャーガ製剤の薬効

■ 身体の新陳代謝プロセスを改善する

■ 神経系と身体の免疫反応を促進する

■ 腫瘍患者の全体的な健康状態を改善し、体を保護する働きを高める

■ 腫瘍細胞の増殖を遅らせ、転移の進行を遅らせるなど、抗腫瘍効果を有する

■ 胃腸管の活動を正常にし、吐き気、痛みを軽減する

その他にも、抗炎症、抗オキシダント、肝機能保護、発汗や痛みの抑制、便通の改善などが、報告されている。

ロシアでは、このように、民間療法で長年にわたって自然生薬のお世話になってきたという歴史的背景も影響して、「できるだけ化学薬品を使わずに病気を治したい」と、考える人々が増えてきているのだ。ロシアでは、日常生活の中にも、チャーガが自然と溶け込み、利用されている。

引用:論文及びレポート

▶ フェレーベン 「チャーガの治療作用についての報告」 1859年

▶ フルヒト 「身体各所のガン治療成功例」 1862年

▶ スミルノーフ 「チャーガによるガンの治療例」 1896年

▶ スハーノフ 「人工的の起こした腹膜炎、結膜炎、眼瞼炎の進展に対する、6%チャーガ煎剤の影響」 1970年

▶ カローヴィン 「咽頭腫瘍に対するチャーガアエロゾールの効果」 1972年

▶ ブルチク 「子宮頸菅の腫瘍細胞に対する2種類のチャーガの細胞毒素作用の研究」 1996年

▶ ルズモフスカ 「子宮頸管の腫瘍細胞における未乾燥チャーガ抽出物の効果」 1998年

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