癌の原因と免疫の相関関係

癌の原因と免疫の関係

がんが発生するしくみ

人の体は約60兆個の細胞があり、細胞は古くなると消滅し、
新しい細胞と入れ替わりながら生命活動を行い健康を維持しています。

※新陳代謝のターンオーバーについての説明は文末で

ところが、ある日突然その細胞が変異を起し、増殖を繰り返すようになります。これが“がん”と呼ばれています。

参考図書: がんの仕組みを読み解く がんにも個性があった [サイエンス・アイ新書] 多田 光宏

何故、正常細胞が突然変異を起すのでしょうか?

実は、私たちの細胞のすべてに、がん化する可能性のある「がん遺伝子」が潜んでいますが、普段はおとなしく眠っています。それを目覚めさせるのが「イニシエーター」といわれる発がんをしかける物質です。

これによって正常細胞は潜在的な腫瘍細胞に変りますが、これだけではまだ「がん」にはなりません。これを本物のがんにかえるのが「プロモーター」といわれる発がんを促進する物質です。プロモーターによってがん化した細胞は、すっかり性質を変え無秩序に増殖するようになります。

がん遺伝子はこれらの発がん物質に刺激されて活性化し、がん細胞へと変貌していきます。しかし、これを抑制する「がん抑制遺伝子」も細胞の中には存在しています。

細胞ががん化するには、がん遺伝子が活性化するだけでなく、がん抑制遺伝子が何らかの原因で不活性になること、この二つの条件が必要なのです。

参考図書: がんを治す「仕組み」はあなたの体のなかにある―抗がん剤・放射線治療からの脱却! 真柄 俊一

私たちの体の約60兆個の細胞のうちの1個ががん細胞に変異すると、このがん細胞は2個、4個、8個、16個と分裂して増え続け、これを30回繰り返すと10億個、約1cm(約1g)のがん細胞になります。さらにもう10回分裂すると約10cm(約1kg)のがん細胞に成長するのです。

がん細胞が発生してから1kgにまで成長するには、およそ10~20年の期間がかかるであろうといわれています。

誰でも生まれつき発がん遺伝子をもっており、健康な人でも1日に数千個ものがん細胞が発生しているといわれています。しかし、すべての人ががんになるわけではないのは、免疫細胞ががんの芽を未然に摘み取ってくれるからです。

がんにおける免疫力とは、がん細胞をやっつける総合的な力のことで、数多くの免疫物質があたっています。人間には1~2兆個もの免疫細胞が存在しており、本来、病気に対して自然治癒力が働きますが、がんを治すためにも自然治癒力(免疫力)が鍵となるのです。免疫力が強くなれば、がん細胞に大きなダメージを与えることができます。

健康な人はキラーT細胞やナチュラルキラーT細胞に活性がありますが、がんを発病した人はこれらの活性が落ちているケースが多く見られます。免疫力を高めることにより、活性が高まってきてQOL(生活の質)の改善などが見られるようになります。

参考図書:がんに負けるな!免疫力を上げるポジティブ生活術 主婦の友社

免疫力を上げるだけでは、出来てしまったガン細胞はやっつけられない

これまで多くのガン患者が、アガリクスやフコイダンで免疫力さえあげれば、と必死で摂取してきたが結果を見れば、一目瞭然だ。がんはをやっつけるのには免疫力だけでは、どだい無理な話だが、ガン治療に耐えられるだけの体力をつけるという点では、免疫力を高めるのは悪いことではない。


もう少し踏み込んで、体の組織の機能、素材の展開力、体感性を勉強しなければならない。

何がどういうふうに役立つのか、しっかり覚えておきたい。

参考図書:自分でやる体力回復トレーニング―病気とケガを理解してから実践する 中高年の病気とケガを予防する“転ばぬ先の”トレーニング法 (からだ読本シリーズ) 小山 郁

治療の前に体力を回復させる方法

ターンオーバー(新陳代謝)のスピード

細胞のターンオーバーの周期は、約1,000日。つまり2年9カ月です。
「長いな…」と思うかもしれませんが、細胞組織がが約3年で生まれ変わるのは
むしろ早いと言えます。

「生まれ変わる」といっても、一度にすべての細胞が生まれ変わるわけではありません。
毎日、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるのです。
だから、もう少し後でやろうというより、今すぐ始めた方が、結果はすぐに表れてくるのです。
確実に良い変化が起こってきます。

手術後の体力回復や抗がん剤等の副作用防止、再発予防などの目的には
紫イペやチャーガなどの体力を回復させるサプリメントが役立ちます。

①がん治療に耐えるからだの土台をつくる
②生体機能調節によりQOLを高める
③がんの化学療法や放射線療法の効果を高める

参考文献:がんの治療(小林博著・岩波新書)、生と死の謎に挑む(
立花隆著・文芸春秋)がんのすべてがわかる本(矢沢サイエンス編・学研)、
免疫力でがんに打ち勝つ(水上治著)、他

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