がん患者やその家族にメッセージ
全てのガン患者は、著しく様々な悩みや負担を抱えている。しかし同時に、多くの患者がその悩みと正面から向き合い、克服しようと自ら努力をしている。
これからガンと診断された人は、先人の意見や経験を知ることで、心の準備ができるだろう。
正しい情報を知ることで、解決することもある。一人で悩まずまずは相談することをおすすめする。
がん体験者は治療後、数年たっても、心の中に不安を抱えていることを家族は知るべきだろう。
お医者さんと患者さんの関係
▶ がんの告知、その後の治療、経過観測など、その時期にお応じて悩みの種類は変化する。
▶ がん患者の悩みには「相談する悩みと」、「相談できない悩み」の2種類がある。
▶ がん患者は、元気に通院してきても、心の中に必ず悩みを抱えている。
▶ 再発・転移の不安を和らげる
▶ がんの種類によって「症状・副作用・後遺症」があるので、可能な限り和らげる治療をする。
▶ 「症状・副作用・後遺症」、日常生活で大きな影響がある事が予想されるのでしっかりケア―。
▶ がん患者は、医療技術者との良好な関係を望んでいる。
▶ がん患者は、家族の支援に支えられているが、時には支援が受けられない場合もある。
▶ がん患者は、悩みを克服するため自分で努力しているが、それを支援することが大切。
がん患者の社会に対するメッセージ
▶ 医療相談や心のケアのためのシステム整備が必要と感じている
▶ 後遺症に対する、診療科が必要と感じている。
▶ 介護する家族の、精神的・身体的なケアが必要。
▶ がん診療に関わる情報の提供は、悩みの軽減につながる。
▶ 経済的な支援制度に関する情報をもっと知りたいと思っている。
▶ 退院後も治療が長引くと、医療費、就労など経済的・社会的な悩みが広がる。
▶ がん患者の多くは、高齢の為、収入が少なく、経済的負担が大きい。
▶ がんのために職場を退職、事業を廃業する例もある。また解雇された例もある。
▶ 同病者との交流、患者会への参加は、悩みの軽減につながる。
紫イペチャーガを入院中に知っていた人は99%いない
私は、50代の後半から体の硬さを覚え、たまたま「紫イペチャーガ」と出会ったが、現在体調はいたって良好だ。自分の身体の機能は本当に素晴らしいもので、毎日感謝の念を忘れない。
記事:里見智忠